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4日目 野生動物と自然観察

4日目の今日は、白山ろく少年自然の家からバスで、曲がりくねった山道を通って更に山奥へと入りブナオ観察舎へ。このあたりは海抜約600mくらいとなるので、この時期でもまだ雪が1m50cmくらい残っています。

ブナオ観察舎は、自然の中に生きる野生動物を観察できる、国内唯一の施設で、到着後、観察舎の自然解説員の方の説明のもと、望遠鏡で対岸のブナオ山を観察しました。今回は非常にラッキーなことに、観察舎対岸のブナオ山に生きるニホンザル、ニホンカモシカ、イヌワシ、イノシシ、ツキノワグマなどを見ることが出来ました。

その後、観察舎スタッフ手作りのかんじきをはいて、周辺の雪の森を歩きます。野生動物の足跡を見たり、ユニークな樹木についてのお話を聞いたり、雪と塩を混ぜて(普通雪の温度は0℃ですが、雪2:塩1で混ぜると−20℃くらいまで温度が下がります)その中にジュースを入れた試験管で手作りアイスキャンデーを作ったり、雪の斜面での尻滑り(雪の滑り台)も楽しみ、春らしい暖かな日差しの中、ほぼ一日中、雪を満喫しました。

またこの日の昼食は、バーナーとコッヘルを使ってお湯を沸かして、カップラーメンを食べました。普段家庭で食べ慣れたカップラーメンも、大自然の中で自分たちで作って食べるのはいつもと違いまた格別な味だったようです。

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