2日目 ボランティア活動
今日のメインのプログラムは、地域交流ボランティア活動
ふくしまキッズのプログラムは、被災地への支援や保養としてだけではなく、この活動を通した、様々な人々との交流による子どもたちの「学びと育ち」を支援し、新生福島を担う人材の育成サポートを行っています。また、震災後5年間のファーストステージの活動で得られたものをベースとし、セカンドステージでは「支援」から「交流」へ「共歩・共育・共生」という、共にということを大切にしていきたいと考えています。
その思いをカタチにしたプログラム①として、地域の社会福祉施設でのお手伝いと交流を行いました。
午前中は、盆休みに入る前の大掃除のお手伝い、午後は障害者の方との散歩の介添えと、散歩先での交流(ゲーム)を行いました。
大掃除ではさすが、普段から学校での掃除で慣れているからか、とっても手早く、また綺麗になり、予定より20分ほど早く終了し施設の方も驚いていました。
午後の散歩では、車いすを実際に屋外で押して見る経験を全員がしました。段差や坂道など、障害のある方にとっては、外出をするということ一つとっても大変なこともあるということをカラダで理解しました。下り坂道ではうろ向きに下っていくということひとつをとってもちゃんとそこに理由があるということも理解していました。
施設長のYさんから「障害があるからといって、何でもしてあげることが良いのではなくて、頑張れば出来ることは見守り、どう頑張っても出来ないことを手助けしてあげることが大切」とのお話にみんな頷いていました。
貴重な経験を通してキッズ達も何かを学んでくれたのではないかと思います。
今夜の振り返りのテーマは、今回のボランティア経験を通して、感じたことや学んだことを、みんなでディスカッションしたいと思います。